『天冥の標』の最新刊となる『Ⅸ ヒトであるヒトとないヒトとPART1』が明日18日発売です(SF) [小説]
少し前から読んでいるSF小説「天冥の標」、とうとう明日18日最新刊が刊行されます^
少し前にこのブログでも紹介させて頂き、12月17日発刊予定と記載していましたが、本日早川書房さんのホームページを調べて見ると...12月18日になってましたT_T;
ということで明日12月18日が最新刊の発売日です。
この小説、既に12冊刊行されている長編で、読み応えは十分すぎる程あります。SF的要素はテンコ盛りなので、SF好きな方もそうでない方もこの冬休みを使って一度読んでみたらいかがでしょう^
尚、可能な限りネタバレしないように気をつけて書きましたが、タイトルや概略など記載しているため、ネタバレする可能性があります。この先はその点留意の上、気にならない方のみお進みくださいませ。
【全体概略】
6000万年前に遠い星で生まれた生命、展開体のノルルスカイン。ノルルスカインより古く、別の生まれ方をした展開体のミスチフ。
いつしか2匹?は仲間となり宇宙を旅しますが、途中で敵対関係となり、種の自由と種の支配で争いながら...紀元前の地球へ…
時を前後して人類も太陽系内へ進出し開拓を進めますが、人類の発展と並行して2匹の争いも激しくなり...人類に気付かれないよう歴史の陰で暗躍した結果、人類もまた2分する大きな争いへと発展していきます。
この話で大きく影響しているのが、これまた別の星域で発展を遂げた異星人のカンミア。この2匹の星間での争いにより消滅していく星々を何かの異変として察知し、この異変に対抗すべくこっそり人類圏にやってきますが...既に人類兼にはこの争いの元凶となるノルルスカインとミスチフが飛来しており、これまたヘンテコな形でこの争いに巻き込まれ、話をややこしくしていきます...
と大まかな流れはこのような内容ですが、年代に沿ったストーリ展開ではなく、各刊毎に時代が数百年、千年単位で前後したりするため読みながら頭をまとめておかないと、今回はいつ頃の話で、どのような経緯で...こうなったんだっけ?となります。
【直近の刊状況】
最新刊では、この争いも終盤に入って(たぶん、予定刊行数からすると終盤のはず...)今までの色々なストーリーが交差しながら結末を迎えようとしています。
人類同士の激しい争いの末、数を減らした人類がどうなっていくのか、ノルルスカイン対ミスチフの争いの結末がどのような顛末を迎えるのか、結局カンミア達はどうなるのかなどはこれからの展開次第で、今後発刊される9刊目は最終刊の10刊へのつなぎとして重要な話が盛り込まれるはず。最新刊が非常に楽しみです^
スポンサーリンク
【年表】
とりあえず覚書として、今まで刊行されたものとその中で展開される年代(主な年代)をまとめておきますね。発刊順ではなく年代順になります。
AD2015 天冥の標II 救世群 地球で冥王斑パンデミックが勃発し、生き延びた人々が保菌者となり隔離される物語...これがエボラにそっくり
AD2310 天冥の標III アウレーリア一統 木星の大赤斑の中央に浮遊する未知の構造物ドロテア・ワットの調査と争奪戦の物語
AD2313 天冥の標IV 機械じかけの子息たち 冥王斑集団(救世群)がアンドロイド(恋人たち)と共生開始の物語
AD2349 天冥の標V 羊と猿と百掬の銀河 農夫タックの物語とノルルスカインの生い立ち
AD2499 天冥の標VI 宿怨PART1 アイネイア・セアキが、冥王班の少女イサリと出会う物語
AD2502 天冥の標VI 宿怨PART2
天冥の標VI 宿怨PART3
AD2499 天冥の標Ⅶ 新世界ハーブC 植民性メニー・メニー・シープの生い立ちなどの物語
AD2803 天冥の標Ⅷ ジャイアント・アークPART1 怪物イサリの物語
AD2803 天冥の標Ⅷ ジャイアント・アークPART2
AD2803 天冥の標I メニー・メニー・シープ 上 植民星メニー・メニー・シープ=惑星ハーブCのセナーセーで、怪物イサリとカドム・セアキが出会う物語
AD2803 天冥の標I メニー・メニー・シープ 下 惑星ハーブCでの反乱物語。政府転覆と同時に怪物の大群が来襲...
さて、9巻目はどうなるんでしょうか^
少し前にこのブログでも紹介させて頂き、12月17日発刊予定と記載していましたが、本日早川書房さんのホームページを調べて見ると...12月18日になってましたT_T;
ということで明日12月18日が最新刊の発売日です。
この小説、既に12冊刊行されている長編で、読み応えは十分すぎる程あります。SF的要素はテンコ盛りなので、SF好きな方もそうでない方もこの冬休みを使って一度読んでみたらいかがでしょう^
尚、可能な限りネタバレしないように気をつけて書きましたが、タイトルや概略など記載しているため、ネタバレする可能性があります。この先はその点留意の上、気にならない方のみお進みくださいませ。
【全体概略】
6000万年前に遠い星で生まれた生命、展開体のノルルスカイン。ノルルスカインより古く、別の生まれ方をした展開体のミスチフ。
いつしか2匹?は仲間となり宇宙を旅しますが、途中で敵対関係となり、種の自由と種の支配で争いながら...紀元前の地球へ…
時を前後して人類も太陽系内へ進出し開拓を進めますが、人類の発展と並行して2匹の争いも激しくなり...人類に気付かれないよう歴史の陰で暗躍した結果、人類もまた2分する大きな争いへと発展していきます。
この話で大きく影響しているのが、これまた別の星域で発展を遂げた異星人のカンミア。この2匹の星間での争いにより消滅していく星々を何かの異変として察知し、この異変に対抗すべくこっそり人類圏にやってきますが...既に人類兼にはこの争いの元凶となるノルルスカインとミスチフが飛来しており、これまたヘンテコな形でこの争いに巻き込まれ、話をややこしくしていきます...
と大まかな流れはこのような内容ですが、年代に沿ったストーリ展開ではなく、各刊毎に時代が数百年、千年単位で前後したりするため読みながら頭をまとめておかないと、今回はいつ頃の話で、どのような経緯で...こうなったんだっけ?となります。
【直近の刊状況】
最新刊では、この争いも終盤に入って(たぶん、予定刊行数からすると終盤のはず...)今までの色々なストーリーが交差しながら結末を迎えようとしています。
人類同士の激しい争いの末、数を減らした人類がどうなっていくのか、ノルルスカイン対ミスチフの争いの結末がどのような顛末を迎えるのか、結局カンミア達はどうなるのかなどはこれからの展開次第で、今後発刊される9刊目は最終刊の10刊へのつなぎとして重要な話が盛り込まれるはず。最新刊が非常に楽しみです^
スポンサーリンク
【年表】
とりあえず覚書として、今まで刊行されたものとその中で展開される年代(主な年代)をまとめておきますね。発刊順ではなく年代順になります。
AD2015 天冥の標II 救世群 地球で冥王斑パンデミックが勃発し、生き延びた人々が保菌者となり隔離される物語...これがエボラにそっくり
AD2310 天冥の標III アウレーリア一統 木星の大赤斑の中央に浮遊する未知の構造物ドロテア・ワットの調査と争奪戦の物語
AD2313 天冥の標IV 機械じかけの子息たち 冥王斑集団(救世群)がアンドロイド(恋人たち)と共生開始の物語
AD2349 天冥の標V 羊と猿と百掬の銀河 農夫タックの物語とノルルスカインの生い立ち
AD2499 天冥の標VI 宿怨PART1 アイネイア・セアキが、冥王班の少女イサリと出会う物語
AD2502 天冥の標VI 宿怨PART2
天冥の標VI 宿怨PART3
AD2499 天冥の標Ⅶ 新世界ハーブC 植民性メニー・メニー・シープの生い立ちなどの物語
AD2803 天冥の標Ⅷ ジャイアント・アークPART1 怪物イサリの物語
AD2803 天冥の標Ⅷ ジャイアント・アークPART2
AD2803 天冥の標I メニー・メニー・シープ 上 植民星メニー・メニー・シープ=惑星ハーブCのセナーセーで、怪物イサリとカドム・セアキが出会う物語
AD2803 天冥の標I メニー・メニー・シープ 下 惑星ハーブCでの反乱物語。政府転覆と同時に怪物の大群が来襲...
さて、9巻目はどうなるんでしょうか^
コメント 0