柿を頂きました

だんだんと寒くなってきて、秋が来たな～という感じですね。

秋と言えば柿。先日、知り合いから大量に柿を頂きました。一応甘柿らしいですが、もしかすると渋いものが混じっているかもしれないとのこと。ロシアンルーレット的要素を楽しみながら食したいと思います＾



柿と言えば、以前実家に生えていた柿が突然渋くなったことがありました。当時はそんなこともあるんだ程度に思っていたのですが、最近知識も増え理由もわかってきました。

柿には完全甘柿と不完全甘柿があり、不完全甘柿の場合はしっかり熟さないと渋いです。この不完全甘柿にはゴマが大量にあり、このゴマが渋さの原因のタンニンの塊。柿が成熟すると、種から柿の実の中のタンニンを固める成分が出てゴマ状に固め、渋さがなくなるという仕組みです。

実家の柿ですが、当時は知識がなかったためなんの根拠もなく、近くで焚火（当時は今ほど規制がなく、焚火をしてもおこられませんでした＾）したことが原因で柿の性質がかわったのでは？などと大人達が話していました。今考えると焚火も１つの原因かもしれませんが、何らかの原因で土壌が悪くなり柿が成熟しづらくなくなった（種があまりできなくなった）ことが原因ではないかと思われます。

思い出してみると、渋くなった柿は何となくタネが小さくなり、ゴマが少なくなっていた気がします。また、柿が落ちるぎりぎりまで待つと甘くなっていた気がするため単に成熟不良だったのではないかと思われます。

今でも同じ木が生えていたはずですが、渋くなってから食さなくなったため現在どうなっているかは不明。今度実家にもどったら確かめてみたいな～なんて思っております。

昔は適当に片づけていたものでも、あらためて今の知識でひも解いて見ると原因が明確になったりしますね。

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