公園の水たまりに奇怪な生き物が

今日公園でへんな虫に出くわしました。
歩いていく先に水たまりがあり、見るとオタマジャクシと足の生えたカエルになりかけがいてか、こんな小さな水たまりでもオタマジャクシは生まれるんだな～などと思いながら眺めていると、オタマジャクシの横の木の棒が動き始めました。それもゆっくりですがくにゃくにゃと…

よく観察してみると、長さ30cm程で太さは2mm程度、色はこげ茶で頭には小さな口のようなものがあり、お尻はとがっています。その他は何の特色もなくじっとしていれば細い草の芯の部分が枯れたようなものに見えます。
小さい頃の記憶をたどりながら、一応思い当たるふしがあり、念のため手で触れないようにしてビニールに入れ持ち帰りました。



帰宅し写真を撮ってから調べてみると、ご存じの方もいるとおもいますが…


針金虫でした。


子供の頃、恐ろしい噂を聞いていましたが、実物をみるのは初めてです。かつ体調３０ｃｍ超えは最大級の大きさ。多分産卵のため水たまりにいたものと思われます。

子供の頃、昆虫採集をしていたような方ならご存じかと思いますが、このハリガネムシという昆虫？はカマキリなどに寄生し、その脳みそを操り誘導し水場で腹からはい出てきて産卵するという恐ろしいやつです。子供の頃の噂では皮膚や爪の間から人間の体内にも侵入して…と聞きましたがこれはまゆつば。実際には皮膚や爪の隙間から体内に入り込むことはありませんし、人間に寄生する寄生虫ではありません。（例外的にこの寄生虫を飲み込んでしまったりして口から出てきたなどの例は存在するようですが）ただし、水場にいたため卵などがあってそれを飲み込んでしまったりしていたら気持ちが悪いので、念には念を入れて手足を洗いました＾

うーん。見れば見るほど変わった生き物です。寄生虫でなければしらばく飼育して生態観察したいところですが、何かあってもいけないため、即刻退場いただきました。

スポンサーリンク

タグ：公園 水たまり 生物 針金